みなさんこんにちは、若女将です。自分の自己紹介はしたけれど、肝心の旅館の紹介をしていませんでした!社長にバレたら怒られそうなのですぐさま更新します!今日は知られざる雪花荘の名前の秘密について迫りたいと思います!それでは張り切ってどうぞ!!
雪花荘の創業者
雪花荘は記録が残っていないので正確な年数はわからないのですが、おかげ様で創業100年以上、大山の麓のちょうど登山口とスキー場の中間位に位置するアットホームな旅館です。 雪花荘の社長、並びに従業員はお客様にとって『ほっとするお宿』であることをモットーにしています。
雪花荘は現在、社長で4代目、若旦那で5代目になります。そして創業者である初代の金吾さん、元は鳥取藩の武士だったのですが、大山に移り住んでからは警察のような役割で地域の皆さんから慕われていたそうです。
そして金吾さんの奥さんは西明院豆腐を売って生計を立てていたそう。江戸時代まで大山は聖域であり、信仰に関わる者しかを居住を許されませんでした。しかし、一つだけ例外となっていたのが豆腐屋だったのです。大山寺のお豆腐屋さんのお話はとっても有名ですよね。雪花荘もお豆腐屋さんに縁があったなんて嬉しい歴史です!
雪花荘には名付け親がいた
そして『雪花荘(せっかそう)』という号、若女将は大山寺一、いや日本一、可愛くて綺麗な名前だと確信しております。ですが最初からこの名前だった訳ではありません。創業当初は『佐伯旅館』でした。
3代目貞雄さんが社長のとき、名前は変わります。実は貞雄さんととても親しく、猟師をしておられた香取地区の門番さんが雪花荘の名付け親なのです。
この辺りは雪も降るし、綺麗な名前の『雪花荘』にしたらどう?
なぜその名前を勧められたのかは所説あるのですが、中国の『石家荘』という大変栄えた都市の名前を参考にしたのでは、と言われています。
『雪花荘』-まるで雪の結晶を連想するような素敵な名前、どんな時代でも誰だって太鼓判を押しちゃいそうですよね。とても可愛くて綺麗な名前を付けてくださった香取の門番さん、本当にありがとうございます!
終わりに
旅館の歴史に関する詳しい資料は金吾さんの日記のみ、ということで人の日記を読むのはなんだか気が引けます…。なので今日は社長から聞き出したお話を元に記事を書いてみました。もっと知りたい!雪花荘の歴史!最後までお読みいただきありがとうございました♪
若女将、まるで社長に事情聴取しているみたいだったね
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